2008年4月10日木曜日

【報告】第5回建築夜話 「洋画とあゆむ建物たち」 講師:樫原隆男氏(洋画家)


報告者 :事業委員会 山本 建志


 3 月 22 日(土)上郡町で、洋画家の樫原隆男氏のギャラリー21 アトリエKにて 10 名の参加にて第 5 回建築夜話が催されました。 
 樫原氏は、現在三軌会の審査員をされていて、作品を創作する傍ら絵画教室をしておられます。
当日、私たちは樫原氏の絵に対する心構え、構図の考え方 について話を聞く中で私達の建築デザイン構想とマッチングすることが多いことに改めて感心させられました。特に売れる作品は、画商の思惑にて作品を製作しないとならない現状は、我々築士と施主の関係そのもので、教訓としていただきました。 



 アトリエの中では、現在創作中の作品・これまでのスケッチブックなどを見せて頂き、使われている絵の具と油絵の技法などを見せて頂きました。興味深かったのは、ポリカの板にステンドグラス調に描かれたキリスト像でした、大阪の教会からの依頼にて製作されたのとの事で、光にかざすと見事にステンドグラスの色調が浮かび上がりました。 
 又、ポリカ板に使われた材料と製作方法まで教えていただき、感心させられた建築夜話となりました。